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by 8823_nazo
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科学の力で明るくしましょ

<300日規定>無戸籍の女性、出産へ 出生届け不受理か

うーん。今のままなら不受理確定だよなぁ。
戸籍って作れるんだろうに。(例えば、外人が帰化したとか、皇室の人が、庶民と結婚したとか、)
なんとか応用してもらいたいもんだ。
(もちろん、歯止めは絶対に必要だ。バカが自分も自分もと言い出すに決まっているから)

今の「300日規定(民法772条2項)」って、結局、生物学的な親子関係のつながりを科学的(or論理的)に確認するのが難しかったから作っちゃったもんだと思っているんだけど。
現時点で、法律の運用だけでこの問題を解決するのは不可能だと思うんだよ。

今回の事例では、母親が27年間無戸籍ってんで、ちょっと大変かも知れないけど、これからの人のためだけでも科学的な判定を導入すれば、不幸は減るんじゃないか?


日本の現時点での科学技術で、親子関係くらいは、新しい夫か古い夫か、はたまた別の人の子供か、判断材料を提供すりゃ良いんじゃないかなぁと思うんだけどね。
例えば、マイクロサテライトのDNAの多形性を利用した牛の親子鑑定なんかも十分使えるだろうし、血液型だって、ABO式だけじゃなくて赤血球には何種類もの血液型があり、HLAやHPAも含めて検査すれば、かなり高い確率で親子の判定は出来るはずなんだよな。
もちろん、全部やっちゃうと何十万円もするから、省略すべき項目もあるだろうけど、「300日」よりかは、思いっきりマシ。

父親候補が、DVだったりした場合でも、裁判所命令で保健所に呼び出し、採血。
採血拒否したら、母親の意志に沿って子供の父親を決定。


ま、これでも問題があって、
1)「父親候補」が死んじゃっている場合。
  生きている人だけ、検査してもそれなりの判断材料にはなるだろう。
  「少なくともこの人が父親と信じるに足る検査結果ではない」とかなんとか。
  父親候補全員死亡だったら、ちょっと辛いな。

2)一卵性双生児同士で争っている場合。
  うー。わかりません。多分。ムリ。

3)「父親候補」が何十人も居るけど、所在不明
  これはこれでまずいけど、どうしたもんかね?
  このあたりは、「後から血縁者ヅラすることは、まかりならん!」
  と法律を作る。


こうすりゃ、今の100倍は幸せが増えると思うんだよ。
by 8823_nazo | 2008-05-20 12:00 | 重箱の隅っこ