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by 8823_nazo
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Experience Based Medicineどころか、

<病気腎移植>1例目はがん患者提供 万波医師が明らかに
Experience Based Medicineどころか、Idea Based Medicineかよっ!
(EMBって経験則によって医療を実施するのではなく、根拠をもって医療をする事なんだけど、実際にそういう提唱されたのはわりと最近。)

最初に言っておくと、がんを摘出した患者の残った腎臓は取り出された腎臓と、遺伝子的要因も、生活習慣的要因も、同じ環境にある。
1個取って、残った方を4分の1除去しちゃったら、元の8分の3しかなくなっちゃう。
がんを除去して使えるのなら、元に戻しておけ。
それとも、またどこかから貰ってくるか?



レシピエント(移植を受けた患者)の提供された腎臓にがんが再発しないというデータや根拠については、「ない」と明言。
根拠なしに移植!
マッドサイエンティスト並だな。
前にも書いたけど、引用するのも面倒なので、
元々、異物である移植腎がレシピエントの体内でガンを発生させる可能性は低い。(がん化のマイナス要因)
だが、本来、移植にはレシピエントと似た血液型(赤血球じゃないぞ)のものを選ぶ。(がん化のブラス要因)
さらに、移植後は免疫抑制剤を服用する。(がん化のプラス要因)
移植の為の輸血(がん化のプラス要因)

なかなか人体実験用の被験者って現れないな。
移植された人、がんばって生きてください。(いや、ひどい目に遭ったんだから少しでも長生きしてください、って感じで)

「万一、移植した腎臓にがんが残っていても、(ドナー)本人に残すより(再発の)リスクは低い気がした」と主張。
そりゃ、腎臓を全部摘出した方が、ドナーの再発率は低い。
ドナーとレシピエントが、がんの発生の可能性が分からないから、【気がするだけ】
本当に、何の根拠もない。

「がんのような異物に対しては、必ず排除しようとする反応が起きる。万一再発しても免疫抑制剤の投与をやめれば、そのがんはひょっとしたら消失するかもしれない」と独自の理論を展開。
当然、免疫抑制剤の投与をやめれば、効果はあるかも知れないと考えられる。別に独自の理論じゃないと思うけど。 インタビュアの負け。


(80年代に)米国で病的なところを切除して使うのを何回か見た。生体でも死体でも見た記憶がある。
20年以上前に実施していて、その結果はどうなのかね?
良いと思うなら、アメリカでの予後の成績を調査するべきだし、それを学会で発表すべきだ。
【本当に正しいなら】「瀬戸内グループ」だけじゃなくて、全国の医師で実施すれば、もっとたくさんの人が助かる。
それとも、自己満足のために自分だけ楽しんでる?


腎臓を摘出すべきかどうかという適応基準だ。そこの判断が非常に難しい。医師の裁量権をどこまで認めるのか。
と、適応基準に文句を言ってるけど、技術革新やら法律の改訂などで変わっちゃう。
だからこそ夫々の学会だったりで指針を作ったり、法の改正に及んだりしてるんだけどな。
素人丸出しで「そこが難しい」って・・・オマイはテレ朝のコメンテーターかよ。
(摘出すべきでない場合も)医師の説得で患者がその気になる恐れもある。それを書面に残しても意味があるだろうか。 患者さんがだまされるかもしれない。よっぽど慎重にやらんといかんということ。説明もしなきゃ記録も残さないって、超大昔のバカ医者と同じレベルかよ。
と、この医者は文句は言うけど、日本の移植医療をどうするかなんて考えたこともない。何も考えてません・・・・って。

支援の会って・・・
自分が偶然助かったから良い医者だって・・・
オウム真理教の教祖が大昔に売っていたミカン汁(ミカンの皮を干したものを水に浸したもの。種類は違うが漢方薬の原料として陳皮というものがある。)を法外な高価で売っていた。 しかもそれをありがたく喜んで買う者が居た。
結局、後のサリン事件の礎。
患者自身もIdea Based Medicineにはまっちゃう。
と、ぐるーり回って呪術の世界まで駆け落ちる恐怖のスパイラル。
(1行目に戻る)
いつも以上に長ぇよ。>おれ
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by 8823_nazo | 2006-11-23 03:28 | 重箱の隅っこ